ZpacksのNeroってどうなの。
海外通販から購入する方法は。
実際の耐久性や防水機能の実力はいかに……?
どうも、こんにちは。ギアざんまいりょうたです。
昨年の北アルプス山行でザック内の荷物がびしょ濡れになってしまったからというもの、ずっと防水ザックを探していました。
りょうた
悩みに悩んで選んだのが今回紹介するザック、ZpacksのNero(ネロバックパック)。38Lのザックです。
この記事では、
- ZpacksのNeroを選んだワケ
- ZpacksのNeroの特徴
- おすすめポイント・気になるとこ
- 海外からの購入方法(個人輸入について)
について紹介します。
こんなに軽くて防水のザックは見たことない!かなり気に入っています。
りょうた
▼動画でもご紹介しています
ZpacksのNeroを選んだワケ
もともと防水ザックを試してみたい感じて、いろいろと情報をあさっていたところ、軽量&防水ザックのくくりでHMGのザックとZpacksのザックに行き着きます。
比較してみると、
お値段
重量
に違いがあり、結果的にネロバックパックを選びました。
比較対象にあがってきたハイパーライトマウンテンギアのウィンドライダー
容量→40l
重量→799g
価格→320$
Zpacksのネロバックパック
容量→38l
重量→335g(マット込み)
価格→249$
重量はネロバックパックの方が300gほど軽いです。
ただ、ウィンドライダーの方がウエストベルトのつくりはしっかりしてます。
りょうた
僕の場合、日帰り〜夏秋テント泊(〜10kg程度、比較的軽め)で使いたかったので、ザックの重さがより軽いネロバックパックをチョイスしています。
ZpacksのNeroの特徴
このバックパックの7つの特徴
- DCF素材で防水&耐久性◎
- フレームレスなバックパック
- 吹き流しでザック容量は可変
- 伸びるフロントポケット、ほどよいサイドポケット
- 背面パッドは外付け仕様
- 調節可能なチェストハーネスとウエストベルト
ざっと紹介します!
DCF素材で防水&耐久性◎
りょうた
摩耗して破れるというビジョンが見えない。それぐらいに頑丈。
質感はざらざらでパキッとしていて、形状記憶ではないけれど、安定感のある素材です。
よくULザックだとふにゃふにゃの生地でパッドを入れて形状を保つ。なんてザックもありますが、ネロバックパックは比較的安定している印象です。
フレームレス、一気室のバックパック
アルミなど骨組みは入っておらず、シンプルな袋状の構造。
一気室ですが容量はそれほど多くはないので、そこまでパッキングに困ることは少ないと思います。
りょうた
吹き流しでザック容量は可変
トップの構造はロールアップ式吹き流しで、日帰り〜テント泊でも十分に調整できる。
センターでとめるタイプではないので、ズレもなく安心です。
トップはベルクロで開閉ができます。
実際の使用シーン。
伸びるフロントポケット、ほどよいサイドポケット
フロントポケットは伸縮性のあるメッシュ素材を使っています。
りょうた
サイドポケットは500mlのペットボトルが2本入る大きさ。絞り調節はできないけれど、強めのゴムが入っていてモノが飛び出る心配は少ないです。
収納容量は本体25L、サイドポケットが2.5Lずつ、センターフロントポケットが8Lです。
パッド(マット)は外付け仕様
背面にはマットが外付け可能。
こちらのマットはバックパック購入時に一緒についてきます。
りょうた
調節可能なチェストハーネスとウエストベルト
チェストハーネスは7箇所取り付け位置があります。ウエストベルトは3箇所。体格に合わせて微調整可能です。
ショルダーハーネスは裏側メッシュ。厚みは約1cm。
前面からみるとシェイプがかかっていて、胸から腰のあたりまでよくフィットしてくれます。
ZpacksのNeroはここがいい!4つのおすすめポイント
お気に入りポイント
- わずか300gで防水仕様
- 背中にピタリとはりつく背負い心地
- 付属のマットが便利
- DCF素材の汎用性
わずか300gで防水仕様
背面マット込みで335g。それでいて38Lもの容量、防水ザックというステータスを持っているパックパックはそうそうないです。
りょうた
ペラペラの素材であり、本当に防水なのかと不安に思いましたが、雪が降りしきる中、5時間歩いても中身が濡れている様子はなし。
縫い目にもしっかりとシームシーリング処理されているようです。
背中にピタリとはりつく背負い心地
注目したいのがその背負い心地。これだけ軽さを追求していながらも、柔らかく背中に吸い付くような背負い心地には本当に驚きます。
シェイプした厚みのあるショルダーハーネスがよく馴染み、締め込むことでフレームのない背面がフィットして心地いい。歩行時のブレも気にならない点も秀逸。
りょうた
付属のマットが便利
りょうた
背負い心地の違和感をなくしてくれたり、休憩時にはさっと広げて小休止できたり。
汗のかきやすい部分なので、外して洗えるところも衛生的で気に入ってます。
何気に凹凸があって通気性も多少はいいのかも。
テント泊では寝具マットのちょっとしたブーストにも効果を発揮しそうです。冷えがちな腰回りに敷いておくなど。
DCF素材の汎用性
耐久性、防水素材で言うことなしの魅力的な素材。
水を保水しないこともあって、雨天時にザックが水を吸って重たくなる、なんてこともありません。
りょうた
ZpacksのNeroの気になるところ
重い荷物を背負うことに適していない点。
ULザックの構造上、仕方のない部分ですが、10kg以上の荷物を背負うことに適していません。
りょうた
ZpacksのNeroを個人輸入で購入する方法
で、どうやって買うの?と思われた方もいらっしゃるかも知れません。
国内通販では以下サイトで気軽に購入可能です。
・ムーンライトギア
(品切れのことも……)
りょうた
国内での購入は手軽な反面、ちょっとお値段もはるので、公式サイトから直接の購入もおすすめしておきます。
ちなみに、ぼくはZpacksの公式サイトから直接購入しています!
方法は以下。
公式HPにアクセス
カートボタン
配送先入力
りょうた
国内に輸送される際に電話でお届け確認の連絡?がきました。
電話に出ないと、モノが届かないのでその点はご注意を。自分の場合は送料は2,000円でした!
ZpacksのNeroをおすすめできる方・おすすめできない方
- 防水&軽量バックパックを探している
- ULザックをはじめて購入する
- それほど重い荷物を持たない
- 日帰り〜テント泊登山で使いたい
ザック素材が安定しているため、1気室ザックとはいえパッキングしやすい方だと思います。
ベテランULハイカーからULザックをはじめて試す方までおすすめできるギアです。
りょうた
ただし、登山装備が重たい方や腰荷重で安定させたい方にはあまりおすすめはできません。あらかじめ装備品の軽量化は必要!
ZpacksのNeroレビューまとめ
買ってよかったです、このザック。ある程度持ち物が定まってきたハイカー・登山者で、ザック重量を軽量化したい方にはもってこいのパックパックです。
軽い
防水
丈夫
これほどまでにシンプルながら心強い特長を持っているザックってありますか。いや、ない。
一緒に旅することであなたのハイクにさらなる快適さをもたらしてくれる、そんなバックパック!ぜひチェックしてみて。
公式HPはこちら