沢登りで必要となる装備ってなに?
これから沢始めたいけどどれぐらい費用かかる?
こんな疑問にお答えする記事です。
りょうた
所属する山岳グループで色々と教えていただき、装備を選びました。
今回は購入ギアの紹介です。
この記事でわかること
- 沢登りで必要となる装備一式
- 沢登り装備を揃えたときにかかる費用
これから沢登り始めたい方には参考になると思います。
5分ほどで読めますので、お付き合いくださいね。
沢登りで必要となる装備ってどんなもの?
- ウェア(速乾性)
- レインウェア
- 沢靴
- (靴下)※買ってません
- スパッツ(膝当て、すね当て、下半身用)
- 手袋
- ヘルメット
- ザック(日帰り用を流用)
- ハーネス
- ホイッスル
- ガチャ類(ルベルソ、カラビナなど)
- スリング・パス
- たわし(苔取り用)
- ロープ(共同)
- ヒル避け
速乾性シャツやレインウェアは普段登山で使っているものを使用しました。
沢登りではクライミング系のギアが必要です。
こちらは以前、購入品紹介のときに取り上げました。
合わせてご確認ください。(今回は割愛)
>【クライミングギア レビュー】ぼくが初めて購入したギア7選と選び方のご紹介【初心者向け】
太字になっているものだけ今回購入したので、記事でご紹介します。
りょうた
【沢登り装備】購入ギアのご紹介
ご紹介するアイテムは以下のギア。
- 沢靴
- すね当て
- 膝当て
- 手袋
- ハーネス
- ホイッスル
- ヒル避け
沢靴:渓流保温タビ【カモシカ】
沢専用の足袋です。沢の足回りには大きく2つの種類があります。
- 沢シューズ(靴底:フェルトorラバー)
- 沢足袋(靴底:フェルト)
シューズと足袋。そしてソールは『フェルト』と『ラバー』タイプがあります。
僕の所属する会では、『初心者はフェルト一択』というのがありまして、ソールがフェルトタイプ、自分は足袋を選びました。
りょうた
個人的には2股に割れている方が力が入りやすそうだなと感じたので、足袋に。
あとは沢シューズと比較して、足袋の方が脱着しやすそうです。
使ってみるとネオプレーンの素材のため、入ってきた水が抜けない。
次第に体温で中の水が保温されるため、足の寒さは感じませんでした。
ラバータイプは乾いた岩ではフリクションが効くのですが、ぬめりがあるとフリクションが効きにくいそうです。
その点、フェルトはフリクションが効きやすいことから初心者向きだと聞きました。(言ってることは人による)
一方、ラバータイプは登山道でも気にせず歩ける点が魅力ですね。
フェルトタイプはすり減りが気になるため、渓流のみの使用が一般的です。
沢シューズ:荷物の荷重に耐えられるしっかりとした作り、登山道も歩ける
沢足袋:フィット感、脱着のしやすさ、安価なのが魅力
りょうた
>渓流保温タビの詳細はこちら
ハーネス:L.Wシットハーネス【ZEROポイント】
モンベルで取扱いのある簡易ハーネス。
シャワークライミングに適したシャワークライムシットハーネスもありますが、雪山でも使うことを想定して、L.Wシットハーネスを選択しました。
普通にクライミングハーネスを沢で使ってもいいらしいです。
しかしちょっと重たいのと、脱ぎ着しやすいハーネスが望ましいとのことでこちらに。
りょうた
注意点はビレイループとベルト部分を同時に止めないと機能しないところです。
りょうた
ZEROポイントのL.Wシットハーネスの詳細はこちら
沢グローブ:渓流 グローブプロ【キャラバン】
沢用のグローブ。
キャラバンから出ている『渓流』というシリーズのグローブです。
指先がカットされており、細かいロープ操作も難なくできます。
ネオプレーン素材を使用しているため、保温、防水、伸縮性に優れている点にも注目。
手のひらの一部には合皮。使ってみるとグリップ力もそこそこ機能している感じがしました。
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すね当て:渓流スパッツ【カモシカ】
カモシカから出ているすね当てです。
岩にぶつけた際に、すねを守るために使用します。また保温の役割もあり。
キャラバンからもすね当てが出ていますが、両者の違いはチャックがついているか、ついていないか。
- カモシカすね当て:チャックなし
- キャラバンすね当て:チャックあり
カモシカの方はレッグウォーマーのようにスポッと履くタイプ。
キャラバンの方は足を包み込むようにチャックで装着するタイプです。
それほど大きな違いはないと思います。
りょうた
>カモシカの渓流スパッツの詳細はこちら
キャラバンのすね当てのAmazonレビューはこちら↓
膝当て:渓流 ニーパッドプロ【キャラバン】
こちらはキャラバンのニーパッド。膝当てです。
すね当て同様、膝を守るため、保温のため使用します。
伸びが良いネオプレーンが使用されており、履きやすいです。
膝のお皿の部分はかなり厚手。守ってくれる感はあります。
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ホイッスル:ハリケーンホイッスル【ライフシステム】
滝の上と下では声が届きにくいです。
りょうた
登りの合図などは、あらかじめ笛を何回鳴らすなど決めておくようにします。
2回笛を吹けば登って良しの合図、など。
僕が購入したホイッスルは、ライフシステムという海外のアウトドアブランドのもの。
122dbの音量が出せるホイッスルで、重さは15g。
3つの異なる音を出し、遠くまで音が響くようです。
りょうた
ヒルよけ:ヤマビルファイター【イカリ消毒】
沢登りではヒル避けは必須です。
水の中というより、水から上がったすぐ横。川の両側にいます。
「どう頑張ってもヒルはつくから諦めた方がいい」と言われました。絶望です。
入念に対策をと思い、ヤマビルファイターを購入しました。
ディートが強めに入っているため、直接肌への吹きかけはNG。
山行前日に装備に吹きかけて乾かせば、2〜3週間程度効果が持続します。
ベテランの方は皆さん自宅から塩を持ってきてました。ヒルが付着してしまったときは塩で迎撃します。
りょうた
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【沢装備】全部揃えたときの費用はいくらか?:だいたい5万くらい
今回購入したものは以下です。
- 沢靴:¥7,876
- すね当て:¥3,300
- 膝当て:¥3,850
- 手袋:¥4,290
- ハーネス:¥5,940
- ホイッスル:¥990
- ヒル避け:¥1,296
りょうた
クライミングをやっておらず、初めて沢登りを始める方は以下の装備も必要です。
- ヘルメット:¥8,000〜¥20,000
- カラビナ(環付き、通常):¥6,000くらい(環付き3個、普通のカラビナ2個として)
- スリング(60cm,120cm):¥5,000くらい(2本ずつとして)
- ルベルソ:¥4,000
+で2万くらい。沢装備の合計で5万円くらいはしそうです。
もちろん、ものによって金額は前後しますので、金額は目安でお考えください。
今回ロープは共同装備という想定なので、購入するともっと高くつきますね。(雪山装備ほどではないが、なかなか…)
まとめ:沢登りを極めて、山籠りと渓流釣りがしたい
りょうた
この記事がこれから沢登りを始める方の参考になれば幸いです。
りょうた
>【クライミングギア レビュー】ぼくが初めて購入したギア7選と選び方のご紹介【初心者向け】
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