【モンベルのストームクルーザー レビュー】コスパ&スペック最強。4年使った評価はどうなの？

モンベルのストームクルーザーの評価や評判ってどうなの？

ストームクルーザーを使った人の意見を聞いてみたい。

こんな疑問にお答えする記事です。

どうも、山ギア好きりょうたです。

いろいろなレインウェアを調べたり、比較したりしていますがその度に、

と再認識させられてしまいます。

今回は4年以上使用してきたモンベルのストームクルーザーの魅力ついて、ご紹介します。

▼モンベルの他ウェアと一緒にストームクルーザーも動画で紹介しています！

モンベルのストームクルーザーの位置付けについて

モンベルレインウェア製品（ゴアテックス製）における、ストームクルーザーの機能的なスペックは上から3番目。

※耐水圧、透湿性いずれも数値が高いほど優れていることを意味します。

耐水圧は性能差がないけれど、透湿性や重さにはそれぞれのファブリックの違いが出ているということ。そしてそれらは生地の厚みで変わってくることがわかります。（2レイヤーとか3レイヤーとか。）

よくストームクルーザーとレインダンサーどっち？みたいな悩みも聞きますが、金銭的余裕があればストームクルーザーの方がおすすめです。

ですので、透湿性のスペックが高く、かつ軽量であるストームクルーザーの購入を強くおすすめします！

モンベルのストームクルーザーを4年使ってみて気になるところ

ストームクルーザーの気になるポイント

ストームクルーザーのデメリットを強いてあげるとすれば、行動スピードによっては蒸れてしまうところ。

ベンチレーターをつけるなどして通気できれば、さらに理想的なレインになるなと思っています。

レインウェアでどうしても避けては通れない蒸れ感。

透湿性の高い素材を使っているとはいえ、発汗量によって蒸れてしまうことは仕方のないことです。

ストームクルーザーの透湿性能は35,000g/m²・24hrsと非常に高い数値を誇ります。

しかしスペックだけでみると、ミレーのティフォンシリーズ（40,000〜50,000g/m²・24hrs）には劣ります。

個人的な印象だと、

上記のケースでは蒸れるな…と感じることもあります。

そのほかのケースでは、そこまで蒸れが気になったことはほぼありません。

僕のYouTubeでのコメントでは重くて、ゴワゴワしているとの口コミも。

モンベルのストームクルーザーを4年使って気に入っているところ

耐水圧、透湿性、重さ、耐久性の総合バランスが神

ほんとにバランス型。

総合力でみると、非常にすごいレインウェアだとわかります。

レインでは防水性能を求めると、どうしても重量が増してしまいます。

しかしストームクルーザーは、そこそこ軽さまで兼ね備えているのがいいところなんです。

上着は収納袋込みで実測272g

パンツは実測201g

モンベルのトレントフライヤーはさらなるスペックと軽さを併せ持ったレインですが、生地が12Dバリスティックエアライト ナイロン。

一方で、ストームクルーザーの生地は少し太めの繊維。20Dのバリスティックリップストップナイロンです。

フードの調節ギミック（トライアクスルフード）

▼モンベルの20秒程度の動画が非常にわかりやすいです。

特徴のひとつである、フードの調節ギミック。

2点のドローコードと後頭部のベルクロによる固定で、フードが視界を遮ることがありません。

①前のドローコードを引く

②後ろのドローコードを引く　③ベルクロをとめる

首を横に振ったとき、フードが顔にかかってしまう…

なんてことは誰しも経験があると思いますが、ストームクルーザーはそのストレスが皆無です。

悪天候でもクリアに視界を確保できます。

しなやかで動きやすい

裏地は滑らかで肌触りがいいです

縫製の箇所をできるだけ少なくすることによって、動きやすさを追求したモデルです。

肩まわりにつっかえがなく、スムーズに動かせます。

着るだけでストレスに感じるレインウェア。その精神的に嫌な感じを軽減してくれるのがうれしいです。

袖、裾の調節機構

袖まわり、腰回りは水の侵入や風の侵入を許したくはないポイント。

袖まわりは、ベルクロでしっかりと調節が可能です。

ポケット内部のコードを引くことで腰回りがキュッとしまります

腰回りはドローコードを引くことで、下からの冷気を遮断してくれます。

モンベルのストームクルーザーと各社レインウェアの比較

各社のレインウェアと比較もしてみます。（スペック公開されているものを中心に）

モンベルのストームクルーザーの登山での使用シーン

実際は稜線上に出たとき、テント場での風よけで使う方が頻度としては多いのが現実。

僕は寝るときにも防寒着の1枚として羽織って眠りにつきます。

強風の仙丈岳では、風除けとして大きく貢献してくれた。

みてください！

仙丈ヶ岳に初めて登ってきました！晴れてるように見えます！しかし、晴れてるのは僕らの後ろだけ！なんも見えませんでした😇！でも楽しかったのでOKです！おつかれ様でした！！ pic.twitter.com/oR8fAIlCNX

— りょうた⛰ただの山好き。 (@ryotamatsu2) August 9, 2021

モンベルのストームクルーザーの寿命ってどれぐらいなの？

僕のストームクルーザーは使って約4年になりますが、防水性能に関してはまだまだ現役でいけそうです。

定期的なお手入れで撥水効果が保持される

やっていることは定期的に洗濯して汚れを落とすことぐらい。

NIKWAXを使って汚れを落とした後、撥水加工までやるのが一連のメンテナンス方法です。

NIKWAX（緑）につけ置き洗い、汚れを落とし、NIKWAX（紫）で撥水効果を取り戻す

モンベル公式サイトにもメンテナンス方法は詳しく書いてあります。ぜひチェックしてみてください。

＞モンベルの公式サイトのメンテナンス方法

あと一般的には収納袋にいれずに袋から出して保管するといいとか、言われていますよね！

2022.3.14 追記

そろそろストームクルーザーの寿命で劣化してきつつあるのかも。もう少し使ってみて、気になるようなら買い替えを検討したいと思います。

ストームクルーザーを街着や普段着でも使うのはアリなのか？ナシなのか

ド派手なカラーリングが多いモンベルですが、ここ最近ストームクルーザー（メンズ）に関しては黒、黄土色、深緑のような落ち着いたカラーリングも展開されています。

普段着ではかなりのオーバースペックとなりますが、着ていて何も問題はないですよ。

モンベルのストームクルーザーを安く購入する方法あるの？

モンベル製品を安く購入するのは、難しいと思った方がいいです。

しかし、モンベルオンライン通販にはアウトレットというものがあってですね！

アウトレットのページに訪れると、ほらストームクルーザーが安くなっているんです。（2022.5月時点）

引用：モンベル

まとめ：ストームクルーザーは最強。レインウェア迷ったらとりあえずこれで。

あらためて他のレインウェアと比較しても、ハイスペックなわりには遥かにコスパがいいです。

モンベルレインウェア製品の看板的な商品はだてではありませんでした。

今後も長く使っていきたいアイテムのひとつです。

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