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【500g以下】超軽量な寝袋・シュラフのおすすめ品7選

荷物をもっと軽くしてラクに登山を楽しみたい

まずはシュラフの軽量化だ

ん?軽量な寝袋、シュラフってどんなものがあるだろう

こんな疑問にお答えする記事です。

こんにちは、山ギア好きりょうたです。

りょうた

登山ギアの中では比較的、重たい部類に入ってくるギア、寝袋。

かさばるし、それなりに重たいから少しでも軽量化したいと考えておられる方、多いと思います。

僕はシーズン中、できるだけ寝袋を使いません。

シュラフのカバーだけでどうやって寝るのか、日々試行錯誤しています。

ただそもそもシュラフが軽ければ、シュラフカバーを使う必要はないんですよね。

そんなわけでこの記事では、軽量な寝袋・シュラフをまとめてみました。(※レビューではないです。)

あくまで今後僕が使ってみたい、レビューしてみたいと考えてるアイテムたち。

ザックを軽くしてスイスイ登りたいんだ…そんな方はぜひ最後まで記事をご覧ください。

りょうた

軽量な寝袋・シュラフ①:ミニモキルト2(240g)

ハイカーズデポオリジナルの製品で限定生産品であるミニモキルト2。

最大の特徴は、寝袋の裏側が空いているキルトタイプのシュラフである点。

それゆえの軽さでダウン量130gで重量240gを実現しました。

キルトタイプは使ったことはないですが、背中のダウンはつぶれちゃうのでなくてもいいのかも。

りょうた

快適温度が13℃前後ですので使用シーンは選びますが、工夫次第で十分秋まで使えそうな印象です。

ホームページには9月の北アルプスでも使えたという報告がありました。

もちろん、体感は人それぞれなので当てはまるとは限りませんので、参考程度に。

参考使用例ですが、9月の北アルプスにてトレイルランナーに使用してもらったところ、ツェルトとの併用で十分に過ごせたとの報告もあります。外気温は5〜10℃。併用した保温着はインナーダウンジャケットのみです。引用:ハイカーズデポ

限定品なので、今後も発売がされるかは不明です。

発売されても殺到しそうで、入手は難しいかもしれません。

生産数量はかなり限られているはず。狙うなら店舗のSNSで情報アンテナを張っておく必要がありそうです。

りょうた

ハイカーズデポの公式サイトはこちら

軽量な寝袋・シュラフ②:【イスカ】エア130 (300g)

イスカ エア130

引用:イスカ

イスカ「エア」シリーズの最軽量な寝袋、エア130。

フードがないタイプで、不必要な部分を削ぎ落とした仕様になっています。

高品質800FPのダウンを使用した、わずか310gの寝袋です。

強度の高いコーデュラナイロンを使用しているのが他の軽量寝袋とは少し異なるところ。

軽さも重視しつつ、長期的に愛用してほしいというメーカーの心遣いを感じました。

りょうた

参考対応温度は8℃です。

イスカでは夏の低山、冬のインナーシュラフとしての使用を推奨していますが、使い方によっては秋口までのテント泊でも使えないことはないかも?

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軽量な寝袋・シュラフ③:【NANGA】 ミニマリズム(325g)

NANGAのミニマリズム

引用:NANGA

NANGAの誇る最軽量寝袋、ミニマリズム。

なんとダウン量が180gで重量が325gなんです。

ダウンの品質が最高級のシルバーグースダウンで、930FPのものを使用しているのが注目ポイント。

NANGAの想定使用温度は0℃。かなり低い温度までいけそうですね。

りょうた

みたところフードはついていますが、ドローコードのような余計な装飾はないようです。

「コンセプトは世界最軽量で高みを目指す」。超カッコイイ!

りょうた

がしかし、お値段も他の軽量寝袋と比較しても頭ひとつ高いです。

唯一無二の最高品質で、永久保証付き。軽くどこまでも歩きたい方にはおすすめな寝袋です。

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軽量な寝袋・シュラフ④:【CUMULUS】Xlite200 (350g)

キュムラスのXlite200

引用:CUMULUS

ど派手な蛍光色が目立つ軽量寝袋、Xlite200です。今一番試してみたい寝具ギア。

りょうた

キュムラスはポーランドにあるブランドでして。

日本であまり見かけないから知らないよ、という方も少なくないと思います。

しかし侮るなかれ、Xliteシリーズは軽さにこだわったすごい寝袋です。

快適温度は4℃、限界温度は0℃。

機能的にはモンベルのダウンハガー#3と同等ですが、それよりも200gほど軽い、350gを実現しています。

軽さ重視で一般的な寝袋に存在するフードはついておりません。

しかしながら、十分夏〜秋までは使えるスペックです。

ただし、注意点。手に入りにくいです。

国内ではMoonlight Gearで取扱いがありますが、人気すぎて入手困難。

ポーランドから取り寄せるしか手に入れる方法が見つからず…

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軽量な寝袋・シュラフ⑤:【SEA TO SUMMIT】スパークsp1(350g)

シートゥサミットのスパーク1

引用:LOST ARROW

寝袋や防水ドライサックのイメージが強いシートゥサミット。

このブランドからでているスパークシリーズの寝袋はかなり軽量です。

レギュラーで重量は350g。(ロングでも385g)

表面は10デニールナイロン、内側は7デニールの薄手の生地でダウンが覆われています。

このダウン、注目したいのが撥水トリートメントが施されている点。

湿気に弱いダウンの弱点を最小限に抑えているのが魅力です。

湿気が多い朝方まで、ロフトが潰れず、ポカポカが持続するのはうれしい。

りょうた

快適温度は9℃、限界温度が5℃となっています。

数値上ではXlite200ほどではありませんが、工夫次第で夏から秋まで十分使えるスペックだろうと感じます。

▼ユーザーレビューはこちら

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軽量な寝袋・シュラフ⑥:【モンベル】シームレスダウンハガー#5(441g)

モンベルダウンハガー#5

引用:モンベル

モンベルのシームレスダウンハガーのナンバー5。

総重量はスタッフバック込みで462g、快適温度は8℃、使用可能温度は3℃です。特徴は大きく2つ。

  • ダウンの仕切りをなくしている
  • ストレッチ性能が高い

ダウンの仕切りをなくし、ロフトを最大限活かせるようになっています。

これによりダウンを潰さずに暖かさを感じることが可能に。

いわゆるコールドスポット(冷たい空気が入ってくる隙間)をなくしているのがこの寝袋のすごいところです。

そしてモンベルの寝袋共通なのが、ストレッチ性能。

寝袋が少し伸びるので寝袋内で膝を曲げてもOK。動きが制限されないのがいいんですよね。

僕も旧式のダウンハガーを使っていますが、伸びが良く心地よく眠れています。

りょうた

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軽量な寝袋・シュラフ⑦:【OMM】マウンテンレイド100(380g)

OMMのマウンテンレイド100とモンベルのダウンハガーの寝袋

ブラックオレンジの寝袋がOMMのマウンテンレイド100です

総重量は380gで、適正温度帯のスペック記載はありませんが、体感〜5℃までは使えることを確認しています。

封入素材はダウンではなく、プリマロフトゴールドという素材を使用しています。重量比で最も暖かいと名高い化繊です。

一般的に化繊の寝袋は嵩張るものが多いですが、ダウンの寝袋と遜色ないぐらいコンパクトに、軽くまとまってくれるのが魅力。

OMMのマウンテンレイド100の収納状態を手に持った写真

また化繊の特性上、濡れには強いので秋口の朝露や結露にも対応できます。今僕がもっとも使っている寝袋であり、気に入っている寝袋です。

レビュー記事はこちら

【レビュー】OMMのマウンテンレイド100、汎用性高すぎ。夏から秋口まで幅広く使える1本!

軽量な寝袋・シュラフのまとめ

寝袋のチョイスは山での休息に関わるため、選択に迷いが生じるもの。

寝袋は総じて安くないからなおさらです。

今回紹介した寝袋は軽量であっても使い方さえ工夫すれば、十分に秋の登山までは使えるはず。

とはいえ、体感温度は人によって大きく異なりますので『何℃までならこの装備で寝られる』という検証は必須です。

その検証こそが最大の面白さ(だと僕は思っている)でもあり、ギアの選択をもっと楽しくさせる考え方。

ぜひご自身の安眠できる温度と装備を見定めて、より良い登山ライフをお楽しみください。

りょうた

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