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【TOAKSのライトチタニウム550mlポットをレビュー】最軽量だけど、軽さだけが魅力ではない

TOAKSのライトチタニウム550mlレビューサムネ

この記事では、TOAKSのライトチタニウム550mlポットの魅力に迫ります。

この記事を読んでわかること

  • TOAKSライトチタニウム550mlポットの外観、魅力、使用感
  • TOAKSライトチタニウム550mlポットをおすすめできる人・できない人
記事を読んでいただくことで、TOAKSのライトチタニウム550mlポットの魅力が軽さだけでないこと。これが十分にお分かりいただけると思います…!

りょうた

▼動画でサクッと見たい方はこちらから!

TOAKSライトチタニウム550mlポットの外観と特徴

TOAKSのライトチタニウム550mlの化粧箱の写真

右下、リサイクル紙使用の記載あり

まず、箱。リサイクル紙を使用している点に注目です。

りょうた

TOAKSのライトチタニウム550mlを真横からみた写真

続いて、本体、真横から見ると四角い形状にも見えます。

TOAKSのライトチタニウム550mlポットの目盛りの写真

メモリは内側から見えるように。300mlと500mlの箇所、それから8ozと16ozの箇所についてます。

外側からだとメモリは反転するけれど、一応確認することは可能。

TOAKSのHPを見ると、少し前まではメモリがついてなかったみたいです。これはじつにナイス改良。

りょうた

TOAKSのライトチタニウム550mlポットのフタ上部の写真

フタの上部には取手がついており、「ピッ」と立たせることが可能です。

本体の堅牢性。厚さ0.3mmとは思えないくらい頑丈です。ザックの中で押しつぶされてもへこむ心配はないです。

TOAKSのライトチタニウム550mlポットメッシュ収納袋に収納した写真

ちなみにオレンジ色のメッシュの収納袋つき。

収納袋がついていないクッカーもあるので、これはありがたい仕様ですね。

りょうた

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TOAKSライトチタニウム550mlポットのここがいい!使ってみてよかった点

このクッカーを使ってみてよかった点を4つあげますね。

使ってみてよかったところ

  • 110OD缶収納可能!スタッキング性能がいい
  • クッカーの背が低い(倒れる心配が少ない)
  • メーカーの気遣いを感じるギミック
  • 言わずもがなだけど…軽い

それぞれ順に解説していきます!

スタッキング性能

まずはスタッキングの性能です。

TOAKSのライトチタニウム550mlポットに110OD缶を収納した写真

直径が、9.5cmなのでOD缶110がピッタリと収納できるようになっています。

持っていたスノピの220mlマグもピッタリ入る。

りょうた

他のTOAKS製品だとTOAKS チタニウム375ml カップがスタッキングできます。(550mlポットの中にスタッキングできる)

また、550のこちらのポットは以下の製品に収納可能です。

※数字がクッカーの容量を意味しています

※リンクを押すと、TOAKS公式サイトへ飛びます

ほぼすべてのサイズのクッカーでスタッキングができるように仕組まれています。

軽さ重視でクッカーを揃えたいなら、TOAKSでぜーんぶ揃えちゃうのは大アリ。

りょうた

TOAKSのライトチタニウム550mlポットに110OD缶を収納した写真

愛用バーナーは収納不可でした…

TOAKSのライトチタニウム550mlポットメッシュ収納袋に収納した写真

当面はこのような収納方法になりそう。強引だけど、まあ問題はない。

背が低い(倒れる心配が少ない)

TOAKSのライトチタニウム550mlの写真

このポット、横から見ると正方形に近い形状をしています。

買う前から思ってましたが背が低い!

りょうた

これ何がいいかって、加熱してるときに不意に手に当たってクッカーが倒れる心配が少ないんです。

(熱湯をこぼしてカップ麺のお湯がなくなってしまった経験がある私)

シングルバーナーを使っているとどうしても高さが出てしまう。

そうすると思わぬ事故で倒れてしまうっていうリスクがあるんです。なので、クッカー自体の背が低いというのはうれしいポイントでした。

分離型のバーナーを使えと言われそうですが、コンパクトにならない印象があって…。使用を避けています。一度は使ってみたいけど。

りょうた

SOTOのバーナーの写真

分離型バーナーの写真【引用 Amazon

メーカーの気遣いを感じられるギミック

ここは熱く語っておきたいのですが、以下のギミックには驚かされました。

  • フタの形状
  • 取手部分のギミック
  • ハンドル部分のへこみ
  • クッカーふちの形状

フタの形状について。よくみるとフタの縁がへこんでいます。

これによってフタの頭がつきでないないようになってます。とてもスマート。

TOAKSのライトチタニウム550mlポットのフタ上部の写真

余計にかさを増やさない、よりコンパクトに。というTOAKSの意思を感じました。しかもハンドルと面(つら)が揃っているのが綺麗です。

りょうた

チタンは加工が難しい。と最近、金属加工業者さんから聞きました。

いくら薄いチタンであるとはいえ、加工は難しかったんじゃないかと勝手に推測しています。

あと注目したいのが取手のギミック。

TOAKSのライトチタニウム550mlポットのフタの写真

矢印方向に取手を押すと、取手が倒れなくなるんです。なんだこれ、感動。

取手が不意に倒れて、熱を持たないようにというハイカーへの配慮です。

りょうた

丸のへこみは取手をおこしやすい仕様なんでしょうか。アルミ缶のプルタブ的な?これもうれしい心遣い。

極め付けはこれ。ハンドルの形状。

TOAKSのライトチタニウム550mlポットのハンドルの写真

ここ、へこんでいるのがわかりますか?

TOAKSのライトチタニウム550mlポットのハンドルを手でもった写真

ハンドルを持つときに薬指で支えられるようになっているんですよ(たぶん)

とっかかりがあることにより、持ちやすくなっています。

さらに…このクッカーのふちには注ぎ口がありません。

しかし!水きれがいいのです。(びっくり)

りょうた

▼水切れがわかる動画をつくってます、ご確認ください。

https://twitter.com/ryotamatsu2/status/1355094705994829826

湯量の調節が難しいと思いこんでたのですが、微調節も容易でした。

ふちは丸みを帯びていて、マグカップとして使用したときの口当たりもよかったです。

ここまで気を遣ってくれるクッカーははじめてかもしれません。ありがとう、TOAKS。

りょうた

言わずもがな軽い

これはあえて言う必要もないかとは思ったのですが、軽いです。

蓋付きで72g。本体だけで54gです。

この容量では最軽量クラスといっても過言ではありません。

現在、ぼくが使用中のプリムスのライテックトレックケトル&パンは1Lで280gなので、比較するとかなり軽い。

ULハイカー御用達、大人気のエバニューのチタンマグ(75g)と比較しても、それより軽いのです。

軽さだけでみると、クッカー界では敵なしと言ってもいいのではないでしょうか。

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TOAKSライトチタニウム550mlポットのここが気になる!選ぶときの注意点

前章ではTOAKSのチタニウム550mlポットを褒め称えました。

しかし、少し気になるところがないと言えば、ウソになってしまいます。

以下の2点が気になります。

  • コーティング処理はなし
  • 550mlという容量

クッカー自体にフッ素コーティングなどの処理はなされていません。

ガッツリ調理するぞ!という方は焦付きに注意したほうがいいです。

チタン製のクッカーは、弱火での調理を心がけましょ。

りょうた

大袈裟な調理はしないと割り切ってしまえばなんてことはありません。

続いては注意点。550mlの湯量が沸かせる!と思っていると少し痛い目見るかもしれません。

というのは、「MAX容量」が550mlだからです。550ml沸かすと沸騰したときに溢れる可能性があります。

もう少したくさん沸かしたいという方はTOAKSの650や750クッカーを選ぶのが吉。

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TOAKSのライトチタニウム550mlポットをおすすめできる人・できない人

おすすめできる人
  • クッカーに求めるものは軽量性だけ
  • 大袈裟な調理は山でやらない(湯を沸かすだけが基本)

上記のような方にはバチっとハマるのではないでしょうか。

個人的にはフタの取手、ハンドルのギミックがお気に入りすぎて、TOAKSのファンになってしまいました。

りょうた

おすすめできない人
  • 山ではガッツリ調理したい
  • 2人以上の山行が多い

TOAKSのライトチタニウムポットは、容量が少ないソロ用。しっかり調理には向かなそうです。

沸かせる湯量も多いとは言えません。

充実した山ごはんを作りたい、と思っている方は物足りなさを感じると思います。

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まとめ:TOAKSライトチタニウム550mlポットは軽量重視ソロULハイカーにおすすめ

TOAKSは海外のガレージブランドということもあり、軽さ以外は期待してなかったんです。

ですがフタをあけてみると、数々のハイカーへの心遣いを感じられるギミックに驚いた…

というのが正直なところ。すっかりTOAKSの虜になってしまいました。

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